
第11回日本心血管内分泌代謝学会学術総会を終えるにあたり |
|||
去る11月16日(金)-17日(土)に東京品川カンファランスセンターで開催されました第11回日本心血管内分泌代謝学会学術総会は、盛会のうちに無事終了致しました。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。 お陰様をもちまして、過去最高の147題に上る演題登録をいただき、400名を超える参加者をお迎えして、大変活発で有意義な討論の場が提供できましたことは、主催者側として喜びに耐えません。 会期中は、先端医療振興財団理事長 井村裕夫先生による特別講演「肥満、糖尿病、高血圧そして寿命の進化医学」ならびに京都大学教授 鍋島陽一先生による教育講演「・-klothoによるカルシウムホメオスタシスの統御」、は素晴らしい講演内容で会員一同大変感銘を受けました。2つのシンポジウム「レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系研究の進歩」および「新規心血管・代謝関連ペプチドの探索と応用」も、本学会の主旨に合致したアップデートな知見が発表され大変好評でした。近年注目を浴びている臨床分野の話題として、クリニカルアワー「メタボリックシンドローム」、「悪性褐色細胞腫の診断と治療」、またイブイングセミナー「原発性アルドステロン症の診断と疫学」も活発な討論が繰り広げられました。 第11回高峰譲吉賞は「循環調節ホルモンに関する基礎的ならびに臨床的研究」に対して平田結喜緒 東京医科歯科大学内分泌・代謝内科教授、また研究奨励賞は南野徹先生(千葉大学循環器内科)および岸本一郎先生(国立循環器病センター内科)に贈呈されました。YIAには田中智洋先生(京都大学)、新原琢也先生(宮崎大学)、染川智先生(奈良県立医科大学)東口治弘先生(千葉大学)、西村智先生(東京大学)の5名が最終選考され贈呈されました。 第12回学術総会は冨田公夫(熊本大学腎臓内科教授)会長の元、2008年11月28日(金)-29日(土)熊本で開催の予定ですので、次回も多数のYIA応募ならびに参加者をお待ちしております。 2007年11月20日
|
|||